コムギがすみパン家へきた日
コムギです。
今回はコムギがすみパン家に来た日のお話を。
写真はきょとん顔のコムギさん(2018年7月撮影)
コムギを迎えるきっかけ
2年前の2016年7月15日、コムギを我が家へお迎えしました。
お迎えした7月15日は実は初代すみが亡くなった日の4日後。
初めて飼い猫を亡くし、悲しみに暮れて過ごしていましたが
いてもたってもいられなくなり、新しい猫をお迎えすることを決めました。
初代すみが亡くなった日の記事はこちら☞
すみやパン君を引き取った時のように里親になるつもりだったので
里親募集のサイトを覗いたり譲渡会を行っていないか調べ
すみと同じ黒猫をお迎えするつもりでした。
7月15日に地元の保健所で犬猫の譲渡会を行っており
ちょうどその日が仕事休みだったので私一人で行ってみることに。
保健所で行われる猫の譲渡会へ初参加
保健所で行われるといってもいつも保健所に猫がいるわけではなく
おうちで保護してお世話している人たちが譲渡会の日にケージに入れて連れてきて
月一回、日曜日に譲渡会を開催しているそうです。
保健所に行くのは初めてで、迷子になりながら辿り着くと
もうすでに何組か見ている方がいらっしゃいました。
ケージに子猫から成猫までたくさん猫ちゃんが入っており、
犬舎で開催されていたので檻の中には数頭のわんちゃんたちがいました。
譲渡会での猫と人との出会い
ケージの傍には保護してお世話されている方がいて
猫ちゃんを見ていると話しかけてくれて
猫の性格や年齢など教えてもらい触れる子は触らせてくれました。
みんな緊張していたので基本はケージの外から見ていました。
初めて見かける柄、老猫、臆病な子、いろんな猫ちゃんがいました。
けれどすみに似た黒猫…と思っておりなかなか巡り合えずにいました。
コムギと初対面
そんな時、コムギとケージ越しに出会いました。
二匹の成猫と一緒にケージに入れられており、
人が近づいても物怖じせずケージでにゃんにゃん鳴いてました。
可愛いからすぐ誰かが引き取るだろうな、と思い
コムギと戯れた後はまたいろんな猫ちゃんを見てぐるり。
結局猫ちゃんを決められず、最後までその場に残っていました。
コムギを見に行くとまだ誰にも貰われていなくて
どうしても諦めきれなかった私はコムギを引き取ります!と
保護主さんに申し出て手続きをしました。
コムギの里親へ
車からキャリーケースを持ってきてコムギを入れてもらい、
契約書にサインをして色々情報を教えて頂き
最後は保護主さんとこの犬猫譲渡会の代表の方に連絡先と名刺を頂いて
また遊びに来てください、と笑顔で送り出してくださいました。
その日はとても暑く、車の中は灼熱状態でした。
クーラーをガンガンつけてコムギが倒れないか心配しながら
高速で30分の距離を帰ったのを今でも覚えています。
無事帰りつくと近所の飼い猫ぶっちゃんが遊びにきていたのでご挨拶♪
ここでも物怖じしないコムギ。
そういえば夫には譲渡契約をした後に
子猫を連れて帰ると事後報告しました(笑)
譲渡会へ行くことは伝えていたのですが
まさかハチワレの子猫をもらってくるなんて想像もしなかったでしょうね。
でも特に何も言われませんでしたし、可愛がってくれました。
コムギ、すみパン家へ
ようこそ、すみパン家へ。
パン君もいるし、最初はケージで生活をしてもらっていました。
ご飯もトイレも問題なくこなすおりこうさん♪
初対面でゴロゴロいって甘えてくる人見知りしない子でした。
元気すぎてケージから出してほしくて暴れるコムギさん。
一方、パン君はというと…
パン「にゃんだこいつ…何か小さいのがいるにゃ。」
突然の訪問者にビビるパン君(笑)
ケージにいるコムギには近づかず、遠くから眺めていました。
コムギと新たな生活スタート
初日からケージ出せ出せ攻撃がすごかったです。
君、譲渡会の時にはおとなしくしてたよね??
仕方なく見守り付きでケージから出すと家の中を探検。
どこも初めて行く場所のはずなのにずんずん進むコムギさん…
まるでうちに前からいますけど?と言わんばかりの状態。
すっかり我が物顔です。
なんだかふてぶてしい態度のコムギ( ´艸`)
パン君はコムギが臆さず近づいてくるのでずっとビビってました。
そしてこの子猫用のトイレが大好きでお気に入りの場所♡
猫砂が入っていない状態でもずっとここに入ってました。
肉球はピンクとクロが混ざってます。
お鼻とおんなじ色♡
黒とピンクが半々な肉球もあって
「アポロチョコ」と呼んでます♡
コムギの名前の由来
実はコムギさん、保健所でもらってきた時は
名前がトシヲさんだったのです。
猫嫌いのトシヲさんというおじさんについていって
交通量の多い道路まで行ってしまったので
保護してもらえないか、と連絡がきて保護された大物。
そのおじさんから名前を取ってトシヲさんと呼ばれていました(笑)
トシヲさん、保護されたときから我が道をゆく猫だったのね( ´艸`)
さすがに子猫にトシヲさんはなー…と思って
ツイッターで名前を募集してみたところ
先住猫パン君と関わりのある名前で「パン」を構成する原料である
小麦粉から「コムギ」と名付けてはどうかという意見があり
これだー!と思い改名させて頂きました♪
(実はその頃HUNTER×HUNTERのキメラアント編にハマっていて、登場人物であるコムギって子が好きだったなんて口が裂けても言えない)
その後、すみパン家になじんでいくコムギ
普通はトライアル期間を設けるのですが、
こんな性格だったものですから特に問題もなく我が家の子になりまして
結構早い段階でケージからも出て自由に歩き回っていました。
パン君は元気なコムギに翻弄されながらも
全く気にしないコムギに徐々に慣れていった気がします(笑)
そのうちご飯も隣同士食べるようになり
パン君がコムギに対してシャーと威嚇することもなくなりました。
未だに仲良くはしませんけどね(笑)
良い距離感の同居猫って感じです。
私達夫婦もパン君もコムギという新たな家族の存在に
少しずつ癒されていきました。
コムギの存在に振り回されて
悲しむ暇がないくらい忙しい毎日でした(笑)
現在のコムギ
今でこそ6キロオーバーの巨体に成長し
子猫や保護猫をつれてきても面倒のいいお兄ちゃんをしていますが
うちに来た当初は粗相ばかりする、ケージに入れると暴れまくる、
すみやパン君とも違うタイプでやんちゃな子でした。
コムギ「そんなことあったかにゃ?忘れたにゃ」
この二年の間、色んなことがあったように思いますが
とにかくコムギさんはカワ(・∀・)イイ!!
健康だし性格もいいしメタボという点以外は言うことなしのいい猫!!
我が家にきて2年、おめでとうございます。
これからも末永くよろしくお願いします♪